サービスで支持される専門家が、いつも心がけていることとは?
顧客満足度の高いサービスを提供した専門家に贈られる「Best of Houzz サービス賞」。2019年の受賞者たちは普段のサービスで、どういったところに注力しているのでしょうか。
先月発表された、多くのユーザーの支持を集めた専門家に送られる「Best of Houzz 2019」。特に人気だった事例写真を持つ専門家に贈られる「デザイン賞」とともに、ユーザー向けサービスへの満足度が高かった専門家に贈られる「サービス賞」があります。
奈良県の工務店・施工会社、有限会社キノハウジングには「温かく、耐震性能の高い家を手に入れたい」という顧客が多く訪れるといいます。代表の木野芳弘さんが心がけているのは「もし自分が住むとすれば……」と、顧客の身になって考え、喜んでもらえる提案を「地道に継続する」こと。その結果、紹介も増えてきたそうです。レビューには、木野さんの人柄に惹かれたという声が並んでいます。
住宅全般のリフォームを手がける、東京都のM&Dアソシエイツ。代表の石原和拓さんは「多少お値段がかかっても、お客様の想像を超えるようなインテリアデザイン、リフォームをご提案させていただき、実現すること」を常に心がけているそうです。レビューでは、デザイン性の高さや丁寧な対応を評価する声が目立っています。
東京都の設計施工・リノベーション会社、QUALIA クオリア株式会社の阿久津浩之さんはサービスについて「お客様の要望に対し、最初から『できない』とは極力言わず、まず『どうしたらできるか』を考えます」と話します。レビューには、根気よく、きめ細かに対応してもらえたという感謝の声が多くあります。
「お客様が求めている感動よりも常に上を目指している」と話すのは、広島県で片付け・収納アドバイザーとして活動する美空間収納コンサルタント みくろママの上山広美さんです。レビューには、分かりやすい指導や手際の良さを評価する声が多数並んでいます。顧客には「もっと早く出会いたかったです……」とよくいわれるそうです。
神奈川県のインテリアコーディネーター、Office K [オフィスK]の桑原直美さんは「ヒアリングを踏まえた選択とご提案の説明を十分するように心がけている」と話します。顧客が気にする予算のことも、相談の初期から聞き取ることで「思ったより高くて諦めた」とならないように調整するそう。レビューには、ホームステージングのおかげで賃貸物件の価値が上がった、などの喜びの声が並びます。
神奈川県でエクステリア(外構・外溝)やガーデニング事業を行なっているHeaven’s Garden。「第一印象からアフターサービスに至るまで、お客様に気持ち良く過ごしていただくこと」を常に心がけていると語るのは、代表の柿崎浩司さん。社員、職人が意識を合わせ、顧客満足度アップに取り組んでいるそうです。レビューには、提案内容をその場でスケッチしてくれて分かりやすかった、という声がいくつも見られます。
デンマーク発の照明・照明デザインメーカー、ルイスポールセン ジャパン株式会社。情報発信する際、写真や言葉を工夫して「製品を実際に使用した際につくられる空間の表情や、効果を伝える努力」をしているそう。レビューには、手がけた住宅に導入した建築家たちから、製品の魅力を称える声が多く寄せられています。「実物をどこで見られるのか?」などの問い合わせは代表電話やメールで受け付けているとのことです。
ドイツで120年続くプレミアム家電ブランドを日本で展開するミーレ・ジャパン株式会社。食洗機、洗濯機、オーブンなど、全ての製品に共通するのは「一貫して品質に妥協しないドイツの堅実なものづくり」。耐久性と、美しいデザインを両立した製品の力が、多くのユーザーの支持を集めています。レビューにも、製品に信頼を寄せる建築家たちの声が数多く見られます。
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では、受賞した専門家たちは、顧客とどのようなやりとりをしているのでしょうか?今年「サービス賞」を受賞した一部の方々に、顧客サービスにおいて心がけていることを聞きました。