櫛川の家(Y邸リノベーション)
with SPACE VISION
【サービス空間にアプローチしやすく環境工学的に設えられたコミュニケーション・キッチンの出入口】
ワークスペースとしてこの家の中心に位置付けられたキッチンの出入口の扉は床から天井までの高さでシンボリックな印象に残る框戸であり、プライバシーを保ちながら柔らかい採光に優れ、十数年来こだわってお勧めしているガラスティッシュ入りガラスを採用しています。外壁側に設けたIHヒーター上部のレンジフードファンに向かって、キッチン出入口扉にはガラリを設け、換気のセオリーである「部屋の離れた下側から給気して上から排気する」を忠実に行って、快適な空気環境を整えています。
また、訪問客を迎える玄関、浴室、洗濯スペース、洗面脱衣室、トイレ、設備機器サービスヤードに繋がる勝手口などにアプローチしやすい位置に設けられています。