legacy0529

断熱の仕方について

legacy0529
6 år sedan
新築で家を建てたいと考えています。

「夏は涼しく、冬は暖かく、そして春秋は気持ちの良い風を部屋いっぱいに取り入れたい」なんて理想を持っています。

そんな理想をかなえるため、最近、断熱について勉強を始めました。

調べていると、熱が逃げる(夏であれば入ってくる)のはガラスや、サッシを伝って。
ガラスはペアガラスなどのものを、サッシはアルミよりは樹脂、樹脂よりは木を使った方が良さそう。

でも、雑誌に載っているような大きな窓を作ったらどんなに頑張っても断熱の効果は薄れる。
いくら天井、壁、床の断熱材を増やしても、窓を増やしたらQ値は上がってしまいますよね?

理想では大きな窓で、秋冬には大解放したい!
断熱という観点で相反する理想ですが、着地点をどこに持っていくべきなのでしょう?

断熱か大解放、どちらかを諦めるべきなのでしょうか?

Kommentarer (11)

  • legacy0529
    Författare
    6 år sedan
    訂正:大解放するのは春秋です(//∇//)
  • PRO
    桑原建築設計室
    6 år sedan

    二兎を追う者は一兎をも得ずのことわざがあるように、日本では、狭い部屋に、機能を詰め込む習性があります。良い意味では工夫があると言うことです。これによって日本は発展してきました。しかし、家に余りも機能を詰め込むことにより、価格が高価になり、欧米から見ると、ウサギ小屋になんでそんなに便利を追求するのか?と驚かれています。日本では、家は四季に対応しなければならないので大変です。1部屋に機能を詰め込むのではなく、ある程度割り切った考えで、しぼるべきではないでしょうか?つまり、開けるか開けないの2者択一ではなく、断熱を優先するなら、開放性は、外に行くことで解決するとか。あるいは、部屋別でかんがえるとか、色々あります。家に機械のように機能性を求めるのではなく、生活の工夫で解決する方法もあるのではないでしょうか?

  • legacy0529
    Författare
    6 år sedan
    桑原建築設計室 さま

    早速のコメントありがとうございます。

    昨今は多機能な家電が増える中、ご指摘の通り、家にも多機能を求めすぎていたのかもしれません。

    リビングを生活の中心にし、そこで何でもかんでもできるようにしたい。
    そんな思いがありました。

    自分の生活スタイルを見直して、自分にとっての気持ちのいいリビングがどのようなものなのか、考えて見たいと思います。

    でも、大きな窓って憧れます(๑˃̵ᴗ˂̵)

    それから、解放→開放ですね。誤字が多くてすいません(*´-`)
  • PRO
    Coil 松村一輝建築設計事務所
    6 år sedan
    Ändrades senast: 6 år sedan

    「大きい」の基準もあいまいですが、開放感と快適な温熱環境は両立すると思っています。 断熱性能も勿論ですが、昨今の一般基準が上がってきている住宅仕様であれば、空気の循環について意識されると良いかと思います。 大きな吹き抜けに、高さは抑えてますが横には大きく開いた開口のLDKを中心とした計画の住まいで、昨年12月初旬に引き渡した案件に半年点検で伺いましたが、今年の冬・夏と、とても快適に過ごせていますとの感想をいただいています。>S-house https://www.houzz.jp/projects/2509937

  • Seigo Miyake
    6 år sedan

     完全に余談です。 確かにアルミは熱を通しやすい素材です。

     しかし、身の回りには、ホットカーペットの下敷きや非常用保温シートなど、色んなところでアルミが使われています。

    外壁材の下に貼るアルミシートまで存在し、ハウスメーカー等が採用しています。

     

     もっとアルミについて研究すれば、将来、断熱材を薄くできるのではないか?という声もあります。

    http://www.ads-network.co.jp/dannetu-keturo/shanetuzai-03-41.htm

  • PRO
    設計島建築事務所
    6 år sedan

    着地点をどこに持っていくかというのは、非常に悩ましいですね。

    断熱性能を良くすることによってもたらされるのは、大きく言って快適性と省エネです。

    計算すれば、どのくらいの断熱性能の家で冷暖房にどのくらいのエネルギーを使うか求めることができます。

    小さく作って家中をきちんと断熱してやれば、今までの各室暖房よりも家全体で使う暖房エネルギーを小さくすることもできます。


    国の基準は余りにも低いので、国の基準で全館冷暖房をすれば今までよりも多くのエネルギーを使ってしまうでしょう。

    一つの基準として、HEAT20のG2グレード、より高い性能を求めるのであればG1グレードというものがあります。

    参考にされてみてはいかがでしょうか?

    http://www.heat20.jp/grade/index.html


    断熱性能を上げる意味は省エネよりも快適性の方が大きいと考えます。

    家全体の断熱性を上げることによって、家中どこにいてもほとんど温度差なく快適に過ごすことができます。

    今、日本では交通事故で亡くなる人よりも、冬場のヒートショックで無くなる人の方が多いんですよ。

    長く健康に暮らすためにも適切な断熱性能は必要です。


    また、家中温度差なく過ごせるということは、従来の家のように冬場は寒くて使わない部屋などが無くなるということですので、家全体の面積を小さく作ることができます。

    そのため、小さいけれど開放的に作るというのがいいように思います。


    サッシは各メーカーが高性能サッシを発売し、価格もだいぶリーズナブルになってきました(木製の断熱サッシは高いですが)ので、断熱性と解法を両立することは可能です。

    ガラスもペアだけでなくトリプルもだいぶ一般的になってきました。

    サッシから逃げる(あるいは入って来る)熱を抑えることはとても重要なので、サッシにはある程度のコストを掛けた方がいいです。

    その時に冬の太陽は無料の暖房ですので、太陽の光を取り込む、そして、夏場は太陽の光を入れない工夫が必要です。

    もちろん、壁や床(あるいは基礎)天井(あるいは屋根)の断熱性、そして正しい施工も重要です。


    参考までに、我が家はそれを両立しています。

    http://sekkei-jima.com/archives/works/hachimaneco

  • legacy0529
    Författare
    6 år sedan
    Coil 松村一輝建築設計事務所 さま

    アドバイスありがとうございます。

    載せていただいた間取り、とても開放感があって素敵ですね。特に三連の掃き出し窓が私の理想にぴったりでした。大きなガラス(特注ですか?)に木のサッシ、3枚とも壁の中に収納できて、全開にした時の開放感は凄そう。

    それにオーナーさんの夏冬快適に過ごせた、という言葉が全てな気がします。

    こんな大きな窓を見ると熱損失は大丈夫?とか、考えてしまいますが、素敵なものは素敵。これに限りますね。
  • legacy0529
    Författare
    6 år sedan
    Seigo Miyake さま

    コメントありがとうございます。
    確かに熱伝導率の高いアルミが保温シートになるのは不思議ですね。多重構造とキラキラしてる所に秘密があるのかな?

    疑問に思ったこともなかったので目からウロコでした。

    素材でいうと、家について調べはじめてから、木製のサッシが1番熱損失が低いってことを知り、驚いたことを思い出しました。それまでは、木といえばログハウス?くらいのイメージしか無くて、木が熱損失に関して優秀な素材だなんて考えたこともありませんでした。

    素材にはいろいろな性質があるんですね。もっと研究が進んで、快適な家が手頃な価格で手に入る時代が来るといいですね(^^)
  • PRO
    Atelier MEME
    6 år sedan

    熱の伝わり方には伝達・対流・輻射と言うものがあります。

    アルミが保温シートととして有効なのは輻射(電磁波による伝熱)をうまく遮断できるところにあります。ただしアルミ自体は伝達と対流に対しては有効ではありません。よく見るアルミの保温材には無機系の柔らかい素材がついていますよね、これが伝達に有効な断熱材になります。

    熱心に勉強をされているようなので、熱の伝わり方も学ばれてはいかがでしょうか。選択肢も広がってくると思います。ご参考になれば幸いです。

  • PRO
    Coil 松村一輝建築設計事務所
    6 år sedan
    Ändrades senast: 6 år sedan

    legacy0529様 ご感想の3連窓の木製窓は製作で、ペアガラスLow-Eのガラスを入れています。木製窓に関しての断熱性能ですが、メーカー既製品のものだと、木そのものの伝導率の低さと、気密閉性も兼ね備え性能の高いものが多いです(そしてお値段もかなり高いです)。しかし、制作での木建具では、気密性能はメーカー既製のアルミサッシより低いものが殆どだと思われます。なので、建具単体でみれば、木製というだけでは、断熱性能が高いとはなっていません。 

    ここで話題としているアルミに関する保温性能が高いとなっている要因の一つに、密閉性(空気・湿気を通さない)も大きいと私は思っています。 

    住まいでの快適さを考えるにあたっては、使用材料の熱伝導率だけでなく、建物全体での気密性能と空気循環についてどう考えるか等々、複合的な視点が必要です。

    熱環境を考えるうえでは、空気が流体である事をイメージできると理解がしやすいかと思います。よく例にあげられるのは、お風呂でお湯を沸かした状態です。熱いのは上に、冷たいのは下に。浴槽自体の保温性で冷めやすさが、気密性能は(お風呂としてはありえませんが)浴槽に穴が開いているような状態ですね。 

    このイメージで、全体をかき混ぜないまま浴槽の下部を適温にしようとした場合、逆に上部は熱すぎる状態なのは直ぐにイメージできるかと思います。この時、お風呂の保温性能がいくら高くとも、この関係は変えれないという事も(全体の沸く時間は早くなりますが)。 

    ここまで想像できれば、住まいの快適性において、空気を循環させる事の重要性は理解できるかと思います。 っと、少し主題とズレてきてますね。

    ひとつの要素での「性能値」に拘りすぎず、住まいとしての「快適さ」をどうして成立させるか?の方向性で一度、考えてみられるのはどうでしょうか。

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