開閉する木格子折戸のあるパッシブハウス
窓の外側に設置されている木格子折戸は、主に目隠し、日よけ、防犯のためです。
南向きの大きな開口は、夏の直射日光を防ぐことを考えなければいけません。そのため、窓の外側に格子を付けました。内部に付けるブラインドなどよりも高い日よけ効果を発揮します。
また、庭を見ようとすると、同時に外から見られることにもなります。そのため、プライバシーが気になるときの目隠しが必要です。折戸を閉めていても、庭は楽しめますし、室内に風を取り入れることもできます。
1階の窓は防犯を考慮する必要があります。この格子折戸は泥棒さんのやる気を失せさせる効果を狙っています。
格子の素材を木にすることにより、建物の印象を柔らかいものにしています。他の建物でも外部に木の格子を使っていますが、素材や塗装を慎重にコントロールし、日の当たる南側や東側に使うのであれば、問題なく長持ちします。
室内が見えない工夫